【学会参加】2025 AIAA SciTech Forum, January 6-10 @Orlando, Florida

みなさん、お久しぶりです。
M2の六川です。
見返してみると、自分がブログを書くのは一昨年の秋応物参加以来で随分と間が空いてしまいました笑
ブログを書くにあたって、一通り過去のものを読ませてもらいました。僕が書いていない間にも多くの先輩や後輩の学会参加の記録があり、楽しく拝見させていただきました。みなさん素敵なブログ投稿ありがとうございます!

前置きはこれくらいにして、、、

今回はアメリカ航空宇宙学会主催の2025 AIAA SciTech Forumに参加をしてきましたので、その報告をさせていただきます。世界各国から6200人の参加者が集い、航空宇宙技術について行われる様々な発表・議論と117に及ぶスポンサーおよび展示によって学会が活気づけられていました。会期は2025/01/06〜10でした。自分が参加する中では最大規模の学会で、非常に刺激的な時間を過ごすことができました。

2025 AIAA SciTech Forum ロゴマーク

アメリカ渡航旅程

今回の僕の旅程は、こんな感じでした!
我ながらすごい旅程ですね笑 安さ重視の航空券を取得した結果、ちょっと大変なフライトになってしまいました。今回最終目的地はオーランドでしたが、中継地のシアトルやデトロイトでもかなり時間があったので、少し探検もしました。その様子もブログの後半でご紹介します!今回は初一人海外だったので不安でいっぱいでしたが、発表も無事に終え、日本に帰って来られて本当に良かったなとしみじみ感じています。修論を書きながら渡航するというファンキーさも無事終えたので良かったことにします笑

今回のアメリカ渡航旅程

学会会場にて

まずは、学会の様子からご紹介します!Hyatt Regency Orlandoというホテルの会議場を全て貸し切って行われる非常に大規模な学会でした。会議場といっても、日本で想像するようなものより遥かに大きく、アメリカン風土を少し感じました笑

会場となるHyatt Regency Orlandoの外観と学会受付ホール

中では、NASAやアメリカ空軍、航空機メーカー、電気推進のベンチャーなど非常に多くのスポンサーや展示が並んでおり、とても楽しかったです。NASAのロゴの入ったシールや袋なんかももらえたりして、最高の時間でした。僕の身長の2倍くらいある空軍のお兄さんと話せたのもいい時間でした。

学会の展示の様子(手前にNASAが映ってます!)

そしてなんと、学会の会場では同期になる二人(就職先が同じ)の友人と合流することができました!完全一人旅を決めこんでいたので、二人を見つけられたことでとても安心したのを覚えています。会期中はみんなが一緒に回ってくれたので、少し気持ちが楽になりました。

学会発表

続いて発表当日のお話をしようと思います。当日は非常に緊張しました。直前まで少し手が震えてたのを誰にも見られていなくて良かったです笑 発表自体は概ね練習通りにできたのではないかと思います。ただ、緊張で少しペースアップしていたのを自覚しているので余裕を持ったプレゼンテーションを心がけたいです。

海外での発表となるとやはり大事なのが、質疑対応だと思います。まず今回の質疑ですが、回答としては伝わったのではないかと思います。ただ自分の英語のレベルをもっと上げなければと思う節がたくさんありました。単語は出て来るのですがなかなか文章をスムーズに繋げられない、このもどかしさがありました。拙い英語を皆さんも親身に聞いてくださって大変ありがたかったです。

世界で活躍できる人材になるには、より一層の努力が必要であると感じさせられる貴重な時間でした。発表を聞いてくださった皆様とご質問くださった先生方に大感謝です。

また、現地で会った友人たちの発表も聞きにいきました。僕とは研究分野が全く違っており、とても興味深かったです。友人らの発表もとても立派で、SciTechに出てくる人たちはやはり優秀だなと痛感させられました。


発表の様子(写真は友人の発表の様子です)

フロリダ観光

せっかくフロリダ・オーランドに来たので来ちゃいましたWDW!


シンデレラ城!

友人たちと最終日にWDWに来ました!今回は4つの国のうち、マジックキングダムにお邪魔しました。構成は日本のランドほとんど同じですが、日本にはないアトラクションがちらほら見られました。個人的には、日本にはもうなくなってしまったスペースレンジャーのシューティングに乗れたのが嬉しかったです!スペースマウンテンも日本だと改装中なので、今回乗れたのはラッキーでした(日本の数倍アップダウン凄かったです笑)


スペースレンジャーのシューティングとスペースマウンテン

WDWを楽しめたのも、一緒に回ってくれた友人のおかげです。本当にありがとう!

最後に

ここまでお読みいただいた方、ありがとうございます。今回の旅で僕が感じた感動少しは伝わっていますかね?🤔

海外へ赴いて研究発表するという機会は非常に貴重です。その中で得られるものはとても大きいと思います。きっとそれぞれ持ち帰ってくるものは違うと思うので、学生の方には海外での学会発表のチャンスがあれば、ぜひトライしてみることをお勧めします。見える世界が変わること間違いなしです!!

それでは、また次回のブログ更新をお楽しみに👋

番外編もよかったら、見てってください・・・

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番外編①:シアトル

ここでは寄り道で見たアメリカの様子をちょこっと紹介!まずはシアトルから!
行きのフライトでは仁川空港で一度乗り換えたあと、初めに着いたアメリカの地がシアトルでした。空港で半日くらい待たなければならず、その間空港のベンチで修論を書いていました。ただですね、何時間も書いているとこれがまあ疲れます。修論と旅の疲れを払拭するため、僕はシアトルの街へ繰り出しました。向かった先は、Pike Place Marketです。空港から電車で40分ほどでした。

ここはフィッシャーズマーケットなどの露天商が立ち並ぶエリアで、とてもエキゾチックな空間でした。ただ、少し裏路地に行くと危険な香りがする地域でもあったので、海外旅行は気をつけなければと思い直しました。


Pike Place Marketの様子

このマーケットの中にはスターバックスの一号店があります。そこにも行ってきました。ロゴマークが今のものと全然違いますね。このロゴマーク入りのマグなどはここでしか買えないそうです。僕も家族に買って帰りました。

少し外の風に当たって旅と修論お疲れを癒せたひとときでした!

スターバックス一号店でマグとカフェラテを買いました

番外編②:デトロイト

帰りのフライトは、デトロイト経由でした。こちらの乗り継ぎも半日以上空港で待機しなければならず、例のごとく修論を書いておりました。しかし、大変なことに空港には飲食店がない・・・。6時間くらいは良かったんですが、あまりにお腹が空いて全く集中できないので意を決して外に出ることにしました。外はなんと-5℃の極寒の地。雪がめちゃめちゃ積もっている上、吹雪いていてとても寒かったです。なんとかお店に辿り着き、美味しいご飯と温かいコーヒーにありつくことができました。

吹雪の中やっと辿り着いたお店で食べるご飯は最高でした

結論:トランジットも楽しいけど、楽なフライトが一番!